アーユルヴェーダ美容

朝お白湯を飲む嬉しい3つのメリット

朝起きがけにお白湯を飲む3つのメリットとは?

こばまゆ
こばまゆ
美と健康のための朝のお白湯ルーティンについて今日はご紹介します
ピッタ(火水)
ピッタ(火水)
ついコーヒーばかり飲んじゃいます
ヴァータ(風空)
ヴァータ(風空)
私はジュースも大好き♡
カパ(水地)
カパ(水地)
私はお水大好きだけど、むくむ気がするんです

お白湯を朝飲むルーティンがオススメな理由

今、女優さんやモデル、美意識の高い女性の間でお白湯が人気です。
アーユルヴェーダのセルフケアとしてまず最初にオススメしたい日常の簡単健康法が、朝お白湯を飲むことなのです。

なぜ、朝お白湯を飲むと良いのか、そのメリットとして以下の3つがあります。

  • 免疫力のスイッチが入る。
  • 排泄力が高まる
  • ゆとりを持って1日を過ごせる

YouTube動画でも話していますのでよかったら見てみてくださいね^^(記事の一番下からご覧いただけます。)

朝お白湯を飲むメリット1免疫力のスイッチが入る

朝起きたばかりの時の体は、冷え固まって乾燥しています。

お白湯を飲むことで、夜眠っている間に失われた水分が補われて、冷え固まった体が温まります。血行を促進し本来の免疫力が働きやすい状態に導くのに効果的なのです♡

朝お白湯を飲むメリット2排泄力が高まる

お腹が温まり、体がお白湯によって刺激を受けることで排泄力が高まりやすくなります♡

朝お白湯を飲むメリット3ゆとりを持って1日を過ごせる

朝は忙しくバタバタしやすい時間ですよね。朝お白湯を沸かして飲むというゆとりの時間を作ることができますね♡

ご自身と丁寧に向き合ってどんな1日にしようかと計画を立ててみたり、丁寧な1日を迎えるスタートが切れます。

ヨガとアーユルヴェーダの浄化法の違いとは?

お白湯は主にアーユルヴェーダで人気の浄化法です。

実は、ヨガにも心身を洗い清めるためのシャットカルマという6つの浄化法があります。

このとき、使用するのはお湯ではなく水です。そしてナウリ(内臓をぐるぐる動かす)やヴァスティ(浣腸)など習得がなかなか難しい技術の浄化法まであります^^;

ヨガはそもそも精神修行的な意味合いが強く健康で強靭な肉体を持つ男性が対象でした。だから女性や、冷えやコリ、疲れが溜まっている方にはちょっとハードルが高めなのです^^;

その点アーユルヴェーダは、予防から治療まで網羅した統合医学として発展していますのでプチ不調を抱えがちな忙しい私たち現代人が対象です。

だから冷えがちで血行が滞りやすい現代人にとっても優しいお白湯や温かいオイルを使うのです。

地球上の生き物で水以外を飲んでいるって、実は私たち人間くらいではないでしょうか。動物も植物もみんな水を飲んでいます。赤ちゃんはお母さんのミルクを飲み育ちますね♡

私たち人間は水とミルク以外に、コーヒー、紅茶、緑茶、ハーブティー、コーラー、ジュース、ワイン、日本酒などお酒。。色々なもの飲んで楽しんでいますよね^^

お楽しみは別として本来の体の状態に合わせるという視点から考えますと私たちも動物で自然の一部ですから体に一番合っている飲み物は水またはお白湯なのです♡

地球と体と水の関係とは?

地球の7割がおよそ水で構成されていると言われていますが、実は人間も同じです。

そして赤ちゃんの時は75%くらいも水を含んでいたのに老人になると人によっては50%まで減ってしまうことがわかっています。

これは近年の筋膜の研究によっても明らかになりました。死体の筋膜は水気がなくてぱさぱさシワシワなのですが、若々しく元気な生きた体ほど筋膜がたくさんのうるおい水滴を含んでいて柔らかく伸び縮みができるのです。

アーユルヴェータではこのことをカパ(水)を含んでいるとか、ヴァータ(風)が増えて乾燥していると表現しました。

つまり私たちは子供の頃はカパが多く、歳を重ねるほどヴァータが増えていくという訳なのです。しかもヴァータは老化とこりや痛み、あらゆる病気の8割くらいの原因になるとまで。

アーユルヴェーダってす、すごいなぁと思いませんか?遥か昔からアーユルヴェータでは地球と人と水の関係に注目していたわけなのです。

5000年経った今も変わらず、どんなに技術が進化しても自然の法則は変わりません。だから自然に寄り添った生き方をすると体も心も整うわけなのです。

疲れやすい方やコリや痛みが気になる方、病気を防ぎたい方、いつまでも若々しく元気に過ごしたい方は水を飲みましょうねっ♡

ここで一つだけポイントがあります。先にも伝えました通り、水は体を冷やします。水の飲み過ぎで体調をむしろ崩してしまう日本人の方が実は多いのです。

欧米人の方々と比べて体温が低いこと、湿気の多い気候が関係しています。レストランに行くと氷水が出てきますが、これは戦後の文化の影響ですね^^;;

もうむくまない!健康的に水を飲むための3つのポイント

水を飲んでむくんだり、だるくなる冷えるという方は以下を意識してみてくださいね!

  1. お白湯か常温の水を飲む
  2. 一気にがぶ飲みせず、ちょこちょこ飲む習慣を作る
  3. 体を動かす

冷えやすい、血行が滞りやすい、消化力が弱くなりやすい方はお白湯が優しいのですが、2のポイント『一気にがぶ飲みせず、ちょこちょこ飲む習慣を作る』も重要です。

水が特に必要な忙しいヴァータ体質の方ほど水を飲まない傾向があるからです。

ヴァータ(風空)
ヴァータ(風空)
水を飲む時間がもったいないし、色々忙しいとつい忘れちゃう^^;

ちょこちょこ飲む習慣をつけることで内臓に負担をかけないだけでなく、休息時間を設けることができます。

是非忙しくなってきたなと思ったら後でどかっと疲れが出ないようにするために、元気な時から意識的にお白湯や水を飲む習慣を取り入れてみてくださいね。

また3のポイント『体を動かす』についてですが、水はけが悪くなっていると中医学でいう水毒という状態になります。体がまるで汚れた水溜りのような状態になってしまうのです。

体の廻りを促す習慣を作っていきましょう!これも運動が苦手、体動かすのが億劫というカパ体質さんにこそ意識していただきたいポイントです。体をねじる、足を高く上げて足踏みする、そんなちょっとしたことでも効果があります。

どうしてもめんどくさい場合は、強制的にお買い物や用事を作って出かけるようにするのも良いですね^^

カパ(水地)
カパ(水地)
確かに動かないでお水ばかり飲んでいてどんどん重くなっちゃいます。。歩いてみようかしら
こばまゆ
こばまゆ
我が家では旦那さんがお刺身を毎日食べるので毎日スーパーに通っています^^;出かける理由になっているのは良いことなのかもしれませんね

特にコロナ禍で誰もが運動不足になりやすいですから是非運動習慣をつけていただくことをお勧めします。

ユーチューブでもたくさんの運動系動画がありますし、私もオンラインでヨガのクラスを開催していますよ^^

最後にスパイスについて少しだけ書かせていただきます。

スパイスの4つの効果とは?

アーユルヴェーダではスパイス、中医学では漢方、日本では薬味という名称で古来より植物をカラダとココロの状態を整えるために飲食として取り入れてきました。

スパイスには様々な効果が期待できるのですが、主な効果は4つです。

  1. 血行を促進し体を温める
  2. 消化を促進する
  3. 殺菌、消毒効果
  4. デトックス作用

多くのスパイスが温熱性のスパイスで体を温め血行を促していきます。なのでピッタという熱の強い体質の人や暑い時期はスパイスは注意深く使用しなくてはなのです。

ピッタ(火水)
ピッタ(火水)
スパイス好きだけど、昔顔に吹き出物が出たことがあるわ

でもクールダウンのためのスパイスも実はあるので別途スパイスの記事で詳しく書かせていただきますね!

春はまだ寒く朝と晩の気温差があり、気候が揺らぎやすい時期です。一気に植物たちが育ちはじめ、雨もよく降ります。

だからスパイスをお白湯にちょこっと入れてあげると重い朝を軽やかに変えることができますよっ^^

スパイスお白湯の作り方YouTube

詳しくは以下から是非ご覧くださいませ。あなたの健康と美を応援しております♡